証券マンの一日



5:45 起床

起きたらまずニューヨークダウの動きを確認する事から一日が始まる。
たまに暴落していると寝起きから青ざめます。


6:25 出発

daiceは寮生活をしており、後輩や先輩と同じ電車に乗るのが嫌なため、早めの電車に一人で乗る。
そして電車の中で日経新聞に目を通す。
その日に動きそうな株をチェックする。
日経新聞は商売道具。
(今日はこの株が動くからあのお客さんに連絡しよう)
と心の中で考える。

7:00〜7:40
最寄駅のカフェにてモーニングとコーヒーで目をさましながら、その日の仕事のスケジュールを手帳に記す。
ブログのコメントをチェックして、コメント来てたらニヤついたりする時間。


8:10 出社

自分のデスクに着いたらすぐにその日のスケジュールや営業の準備に入る。

そうこうしていると支店長や部長、次長、課長が会議室に入って管理職会議を始めます。

会議室は別のお部屋なのになぜか支店長の叫び声が漏れて聞こえてきます。


「おらぁああ、てめえええ!○日までに○千万までやるって言ってただろうがぁ!やるって言ったら絶対にやらせろよおらぁああ!」


「おらぁ、お前んとこの進捗率○%ってどういうことじゃおらぁああ!今日どうやってここまでやるのか説明せいやボケェ」


と、課長一人一人にそれぞれ支店長からのありがたい闘魂の注入(詰め)を頂きます。


一方、課長以下の社員達は各々タバコを吸ったり、朝ごはんを食べたり、雑談したり、穏やかなひと時を過ごしています。
会議室から漏れてくる罵声など、もう慣れっこです。


「ガチャ」

支店長が会議室から出てきました。


支店長「おはよう、あ、おはよう(゚∀゚)
おはようね、はい、おはよ、おはようさん(゚∀゚)」

先程の罵声とは打って変わり、笑顔で社員に挨拶をしてきます。

(なんだあの顔、ウザっ。)
社員一同は全員心の中でこう思っています。


全体会議が始まり、各課長達が自分の担当の商品を販売しろとそれぞれアピールします。
課長が舐められると社員はその商品を後回しにされますので、みんな凄い形相で怒鳴りながらその日のやるべき数字を言います。
進捗率の悪い社員は名指しされます。

それが終わると各課でミーティング。
先程の支店長からの詰めを受けた課長はその怒りを課員にぶつけます。
それは若手はもちろん部下が歳上でも関係ありません。
歳上の部下に対しても罵声を飛ばします。


9:00 寄付き

株が動き始めます。
みんなが一斉にお客様に電話をかけ始めます。
営業室内の温度が一気に上昇します。
あちこちから株のセールスの電話の声が聞こえたり、株が急上昇してたら「ソニー300円高ぁああああ!!!」「日計りぃぃいい!!」などと、叫んだりしています。
机を叩く音などもどこからか聞こえてきますが、何をしているのかよくわかりません。
この独特の雰囲気は証券会社特有でしょうね。
私はこの雰囲気は好きです。

この間もどこかしらで、罵声は常に聞こえています。
基本的に怒鳴られても「やります、できます」しか言えません。
心を無にします。

そして相場が悪い時はお客様からも怒られます。
詐欺師扱いを受けます。
その日の収益が悪い時は意味のない商いも行う事がありますので、それだけ怒られても提案します。

上司、お客様、ノルマ、相場の4方向から重圧を受けながら戦うのが証券マンなのです。


15:00 大引け

その日の日本の株式市場が終わります。
基本的に15時までは電話でひたすら株の売り買いのアドバイスをし続けます。
10:30〜16:00くらいまでは米国株や中国株なども売買できますので、外国株も提案していきます。


15:30 外交

ここから外交営業が始まります。
自分の割り当て商品の営業と翌日分の収益の補充を前日に取りに行くのです。


19:00 帰社

補充の報告と残りの時間は電話セールスして、課長に成果を報告して、業務終了です。


20:00 退社

一日お疲れ様でした。







こんな風に書きましたが、私は現役の証券マンです。
証券会社の業務が嫌いなわけではなく、好きではあります。
自分で考えてお客様に提案出来る事。
買ってもらってからが勝負だという事。
自分で考えて提案し、その商品で利益取れた時は興奮します。
このような営業が出来るのは証券会社だけです。
これから証券会社への就職、転職を考えている人は一度よく考えて、それでも自分は最強と思える強者は証券マンの門を叩くべきです。
間違いなくきついですが、成長できる環境はあるでしょう。


ナンパとは関係のない記事、失礼しました。
現役証券マンナンパ師daiceでした。